学会・講習会

第56回 日本癌治療学会学術集会

20181018日~20日,パシフィコ横浜にて第56回日本癌治療学会学術集会が開催されました。

本学会は,我が国の死因第一位である「癌」の診療に対する日本最大の学会であり,“調和と融合による次世代癌治療”というメインテーマのもと1,200の演題発表が行われました.国際化が意識され,抄録,ポスター,スライドは全て英語で作成するという規則でしたが,それぞれ活発な議論がなされました.

当科からは,桐田教授がパネルディスカッション「頭頸部癌治療の非手術治療の進歩と限界重粒子線治療,陽子線治療,BNCTIMRT-」の司会を務めました.臓器別シンポジウム「希少がんである口腔癌を多方面から考える」では,山川先生が「早期舌癌における頸部後発転移に対する新規予測因子の検討」という演題で登壇致しました.また,上田先生が「コンピュータ支援と三次元実態モデルによる術前シミュレーションを用いた下顎再建術」という演題でポスター発表を行いました.

癌診療に対する日本最大の横断学会であり,他臓器の発表にも積極的に参加し,「癌診療」に対する多くの知見を得ることが出来ました.本学会で得た知識を,今後の臨床や研究に役立てられるよう励みたいと思います.

2018年10月29日(月) | カテゴリ:学会・講習会