第27回日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会

2023年12月2～3日に国際医療福祉大学大学院 東京赤坂キャンパスにて、第27回日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会が開催されました。当科からは堀田聡先生、中上佳寿彦先生、今田光彦先生が参加され、堀田先生がシンポジウム「チームアプローチで行う広範囲顎骨支持型装置」で「再建後インプラント治療における軟組織処理（皮弁減量術・粘膜移植術）の工夫」を、今田先生が一般演題で「多数歯にわたる先天性部分無歯症患者に顎堤形成術および広範囲顎骨支持型装置を適応した1例」をそれぞれ口演発表されました。発表後に多くの質問を頂き参加者の先生方には興味を持って頂いたかと思います。

「インプラント関連手術を多面的・多角的に再考する」のメインテーマとして行われた学会でしたが、現在様々な意見が出ている上顎無歯顎患者へのインプラント治療について、インプラント治療に問題となる全身疾患について、インプラント周囲炎についてなど、多方面から考察された発表が多く非常に勉強になった2日間でした。本学会で学んだことを今後臨床でも生かしてまいります。