第36回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会

2023年7月8～9日に東京都の東京ビッグサイト TFTホールにて第36回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会が開催されました。当科からはシンポジウムで川上哲司先生が「習慣性顎関節脱臼の各種治療法と選択について」、シンポジウム関連演題として山本育功美先生が「習慣性顎関節脱臼に対する自己血注射療法の臨床的検討」を、岡澤信之先生がポスター発表にて「患側臼歯部の開咬を伴った顎関節滑膜軟骨腫の1例」を発表されました。　また、日本歯科衛生士会共催・臨床医の会合同シンポジウム「歯科衛生士と行う顎関節症病態別治療」では藤田宏人先生が非復位性関節円板前方転位・変形性顎関節症についての解説を、田北病院歯科衛生士の寺西稚さんが開口障害改善のための開口練習の実際を発表されました。
テーマは、「顎関節サイコウ（再考、再興、最高!!）」ということで、顎関節円板の復位・整位、習慣性顎関節脱臼、顎関節症と咬合、咀嚼筋腱・腱膜過形成症についてシンポジウムが開かれました。顎関節症を始めとする顎関節疾患を改めて再考することができました。