第41回 日本頭頸部癌学会
2017年6月8日~9日、京都市のウェスティン都ホテル京都にて第41回日本頭頸部癌学会が開催されました。
梅雨入りの報道があり、雨が心配された京都でしたが、期間を通して傘の出番はほとんどなく、
晴れの京都を満喫することができました。
当科からは、桐田教授がパネルディスカッション‐個別化治療を目指した頭頸部癌診療ガイドライン‐において、
「口腔癌における個別化治療に向けての検討」というタイトルで口演発表を行いました。
また、上田先生が「口腔癌術後の手術部位感染発症に関する検討」というタイトルで
ポスター発表を、院外からは、洛和会音羽病院口腔外科部長の今井先生が「下顎再建時に3D造形モデルを用いて
術前シミュレーションを行った1例」というタイトルでポスター発表を行いました。
その他にも、当科も参加している多施設共同研究の発表が多数ありました。
今学会のテーマは“最適化医療への道”であり、学会前日である6月7日に行われた「第8回教育セミナー」を含め、
口腔外科、耳鼻咽喉科、形成外科、放射線科、各科の視点による多くの知見を学ぶことが出来ました。
学会で得た知識により日頃の臨床や研究においても“最適化医療”が提供できるよう頑張っていきたいと思います。
2017年6月9日(金) | カテゴリ:学会・講習会