学会・講習会

第67回 公益社団法人 日本口腔外科学会総会・学術大会

2022年11月4日~6日に、千葉県幕張メッセ国際会議場にて第67回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会が開催されました。本大会は前年に引き継ぎ、現地およびwebを併用したハイブリッド開催となりました。テーマは「温故知新-咬合外科学を再考する-」であり、本大会より努力義務ではありますが、スライドは英語表記もしくは英語併記、発表は日本語もしくは英語となり、口腔外科学会の国際化が期待されました。

 

当科からは、桐田教授が市民公開講座において「口腔外科を正しくご理解いただくために」に登壇し、関連学会理事長講演、優秀口演発表賞の各セッションにて座長を務めました。日韓合同シンポジウムでは堀田先生が「Masticatory rehabilitation after the bone reconstruction with dental implant」、一般口演では川上哲司先生が「顎関節脱臼診療指針についての提言」、髙橋先生が「咀嚼筋隙に生じたエナメル上皮腫の1例」を発表されました。また、eポスター発表では黒川先生が「bFGFによる抜歯後に発症するBRONJの予防法についての実験的検討」、舟山先生が、「オートファジーによる組織修復機構に着目したβ-TCP応用による新規BRONJ予防法の検証」を発表されました。加えて、口腔外科学会の一つの特徴となっているビデオレクチャー・ミニレクチャーでは、山川先生がビデオレクチャー「進行上顎歯肉癌に愛する原発巣・頸部一塊切除術」を、玉置先生がミニレクチャー「気管切開術と輪状甲状靭帯のポイント」を務めました。各セッションともに発表者と参加者による熱いディスカッションが繰り広げられ大変充実した3日間となりました。

 

来年の第68回大会は、2023年11月10日~12日に桐田大会長のもと「次世代への継承と新たなる発展」のテーマで当科が主管を務めます。会場は、大阪国際会議場となります。新型コロナウイルス感染症の感染状況もございますが、現地開催を主体としたハイブリット開催の準備を進めております。たくさんの方々にご参加いただき、大阪、奈良でお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

 

 

 

 

2022年11月16日(水) | カテゴリ:学会・講習会