第68回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会

2023年11月10日から12日の日程で大阪国際会議場において、当科の桐田忠昭教授が大会長を務め第68回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会を開催しました。

 

メインテーマは「次世代への継承と新たなる発展　Passing On Our Legacy ,Breaking New Ground」であり、今までの先達の先生方が築きあげた数多くの功績を次世代へと確実に継承するとともにこれからの日本口腔外科学会のさらなる発展を祈念して開催いたしました。また、日本口腔外科学会の国際化を図るために大会期間中は、海外の御高名な先生方をお招きして、特別講演や教育講演の他に４つの国際合同シンポジウム(日台、日韓、日独、日印)も開催されました。

 

当科からは桐田教授が特別講演、海外招待講演、市民公開講座の座長を務められました。特別講演では、楽天グループ会長の三木谷浩史氏に「未来を切り拓くイノベーション」と題してご講演をいただきました。その他にも、山川先生、山本一彦先生、川上哲司先生がシンポジウムなどで座長を務められました。
一般口演では大槻先生、前田先生、山本育功美先生、吉岡先生、仲村先生が発表し、ポスター発表では上田先生、松末先生、髙橋先生、有川先生、河上先生、髙垣先生が発表されました。上田先生は、「下顎再建におけるmalunionの発生に関するリスク因子の検討とその対策」の発表で優秀ポスター賞を受賞されました。また、当院看護師の古宮さん、歯科衛生士の吉田さん、木下さんがそれぞれ職種別研究会にて発表をされました。

 

新型コロナウイルス感染症を勘案し、現地開催および主なシンポジウムに関してはWebでのオンデマンド配信というハイブリッド方式での開催となりました。学会期間中は、予想を遥かに上回る多くの先生方に会場まで足を運んでいただき、大変盛況な学会を開催することができました。
約1年間、日々の臨床の合間を縫っての学会準備は大変なこともありましたが、準備期間中も学会開催期間中も医局員が協力し合い、多くの方々のご支援を頂き、おかげを持って学会を成功裡に終えることができて非常に嬉しく、良い経験もさせていただいたと思っています。
主催担当施設として、改めてご参加・ご協力いただきました多くの先生方に心よりお礼申し上げます。