第28回(一社)日本有病者歯科医療学会総会・学術大会
第28回(一社)日本有病者歯科医療学会総会・学術大会が、2019年3月1日(金)~3日(日)に千葉県の千葉市民会館において開催されました。今回の学会テーマは「医療における歯科医療の新たなる展開」でした。当科からは、上田先生が「高用量骨吸収抑制薬を受けているがん患者のARONJ発症に影響する因子の検討」、下辻先生が「義歯による咬傷の出血により診断に至った後天性血友病Aの1例」で口演発表を行いました。上田先生の発表は一般セッション部門で学会賞を受賞されました。
日本有病者歯科医療学会総会・学術大会は、全国から1000名を超える医師・歯科医師や看護師、歯科衛生士などが出席し、日常の歯科医療で全身的になんらかの配慮を必要とする基礎疾患を有した患者(いわゆる有病者)の臨床報告から各種研究発表、それらに関する活発な討論を行う場とされており、今後の歯科医療を展望するような大会をテーマに様々な口演が開催されており、多職種の立場からの歯科医療の有益性について勉強することができました。また、本学会で得た知識を、今後の臨床や研究に役立てられるよう励みたいと思います。
2019年3月19日(火) | カテゴリ:学会・講習会