診療のモットーは“自分自身や大切な家族が
受けたい医療を提供すること”
口腔癌、口腔病理、口腔粘膜疾患、再生医療
日本口腔外科学会専門医・指導医
国際口腔顎顔面外科専門医
(Fellow of the International Board for the Certification of Specialists in Oral andMaxillofacial Surgery)
日本病理学会口腔病理専門医・指導医
日本病理学会分子病理専門医(口腔)
日本がん治療認定医機構がん治療認定医(歯科口腔外科)
日本口腔科学会認定医・指導医
歯科医師臨床研修指導歯科医
死体解剖資格
奈良県立医科大学口腔外科で行われている、
口腔扁平苔癬の治療法の研究をご紹介します。
口腔扁平苔癬に対する
セファランチン®の有効性、安全性に関する多施設ランダム化比較試験(#1)
現在、口腔扁平苔癬の根治的な治療法は存在していません。そのため、患者さんの症状に応じた対処療法が主体となります。しかし、私たちの研究チームは、新たな治療法の開発に向けて可能性を追求しています。その一つがセファランチン®という薬剤による治療で、セファランチン®には抗アレルギー作用などの効果があるとされています。
この研究では、参加者(口腔扁平苔癬患者さん)をセファランチン®を使用するグループと、使用しないグループの二つに分け、その後8週間の観察期間を経て、セファランチン®の効果と安全性について評価します。口腔扁平苔癬治療の新たな選択肢となることを期待しています。
この研究で使われるセファランチン®は、自然から取れる物質で、アレルギーを抑える効果や免疫機能を高める効果があります。日本では、円形脱毛症や放射線治療による白血球減少症などに使われる薬として認められています。
口腔扁平苔癬に対しては、まだ国内での使用が認められていませんが、経験的に症状を和らげる効果があるとされています。そのため、日本では1980年代から口腔扁平苔癬に対してセファランチン®が処方されており、一定の効果と安全性があると考えられていますが、十分な研究はまだ行われていません。
当科では、「口腔扁平苔癬」を対象とした
特定の臨床研究に参加してくださる方を
募集しています。
疾患名 | 口腔扁平苔癬 |
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研究名 | 口腔扁平苔癬に対するセファランチン®の有効性、安全性に関する多施設ランダム化比較試験(#1) |
参加基準 |
※この他にも、いくつかの基準がありますので当院口腔外科までお問い合わせください。
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謝礼 | 規定の負担軽減費が支払われます |
募集期間 | 募集中(定員に達し次第、受付終了となる可能性がございます。) |