血液疾患・HIV感染者の口腔管理

血液疾患・HIV感染者の観血的歯科治療

奈良県立医科大学附属病院では、古くから小児科を中心として、血液疾患、特に血友病患者に対する治療が行われており、日本における中心的な役割を担っています。これらの患者さんでは、抜歯などの観血的処置を行う際には特別な配慮が必要となるため、この分野の口腔領域の専門医の存在が大切です。当科主任教授である桐田忠昭は、インフェクションコントロ-ルドクタ-として、日本では数少ないこの分野の専門医であり、学会でも中心的に活躍しています。
また、AIDS診療拠点病院であることから、HIV感染者が円滑に歯科診療を受けられるように奈良県歯科医師会と連携して歯科ネットワークを運用しています。その他、高齢化社会を迎えた日本においては、心臓病、喘息、肝炎や肝硬変、腎臓病、脳梗塞、糖尿病などの医学的な疾患を合併した方が多数おられ、歯科治療においても特別な配慮が必要となります。当科では、血液疾患やHIV感染症などの医学的疾患を有し、特別な配慮の必要な患者さんに対する観血的歯科治療を積極的に行っております。一般歯科治療および口腔衛生管理についても、奈良県歯科医師会と連携して、よりよい状態で歯科医療が受けられるように相談にのっています。

 

初診日時のご案内

歯科口腔外科・口腔ケア外来|奈良県立医科大学附属病院 (naramed-u.ac.jp)
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休診日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)